めまいの症状のご相談は、比較的多いです。

春、または湿度が高い梅雨など、季節的に発症しやすい時期もあります。

フワフワした感じや、グルグル回る感じなど。突然症状が現れることが多く、かなり不快で、日常生活への影響も大きいですね。

めまいは、原因を特定しにくい症状です。

もし、

長期間収まらないめまい、

ひどく日常生活に支障があるほどのめまい

が続くようでしたら、きちんと病院で検査を受けてくださいね。

重篤な脳内の問題など、緊急ではない場合は、セルフケアで改善を狙えるでしょう。

東洋医学的には、めまいは

体をめぐる「氣・血・水」のいずれか(か複数)の流れが滞ること

によって、起こりやすいとされています。

普段の運動不足、長時間のデスクワークなど生活習慣に加え、

湿気、気圧や気温の変化により、生体機能の要である自律神経が疲労して、めまいの引き金になっていることも多いです。

ですので、

とにかく滞りを流し、巡りを良くする

ことが大事です。

軽く汗をかく運動、ストレッチ

体をあたためる(お風呂・食べ物)

ゆっくり食べる、食べ過ぎない

一日の最後は大きく深呼吸

ストレスをためない、頑張りすぎない

あたりも、心掛けてみてくださいね。

少し続ければ、ちゃんと体は応えてくれます。

そして、

全身の氣・血・水の巡り、つまりエネルギー、血流、リンパ、水分の流れをよくするのは、これまたエネルギーをつかう手当てはかなり役立ちます。

★手のひらのエネルギーで手当てする

めまいは、目そのものよりも耳の中の問題です。

平衡感覚を司る内耳が耳の奥にあり、振動しすぎたり、リンパ液が滞ったりすることでも、めまいは起こります。

こんな感じで手を当てます。

内耳を狙うので、耳の後ろ側をカバーし、手当てするとよりよいと思います。

中指を耳穴に優しくあて、
指先からビームのようにしても奥に届きやすいです。

首筋

首の極度の凝りから、めまいが起こることもあります。特にこんな方は、よく首に手当てしましょう。

・首や肩が緊張している
・パソコン、スマホ、同じ姿勢のデスクワークが長い
・いつも同じ側を下にして横向きに寝ている

手を当てて、首こり、頭への血流の悪さ、リンパの滞り、脳の酸素不足を回復させます。

首がどちらか一方だけ、硬くなっている場合も、バランスを崩してめまいを発症することがありますので、

同じ姿勢、同じ向きで寝る方は、意識して逆方向を向くようにしてみてください。

手の当て方は、横を向くと、首に浮き出る太い筋をカバーします。

ほかに、目とは遠い胴体、下半身にも手当てするといい場所があります。

まず鼠径部腎臓

・お風呂につからずシャワーだけ、体は冷え気味
・運動不足

特にこんな方にお勧めの箇所です。手当てすることで、冷え、全身の血行障害、水分代謝改善を促せます。

 鼠径部

腎臓

セルフはやりにくいんですが、、、こんな感じ。

片手ずつ当てるなどして、疲れないようにしてください(遠隔ヒーリングできる人は自分に遠隔しても◎)

次にです。

・早食い、食べ過ぎ

・冷たいものをよく食べる、飲む

特にこんな方におすすめの箇所です。消化器の弱り、エネルギー不足改善を促せます。

 

みぞおちより少し左。挟むのが辛ければ片手でも○ 

次は頭と肝臓

 ・仕事や心配ごとでストレスが多い

 ・睡眠が短いか、眠りが浅い

特にこんな方にお勧めの箇所。ストレス軽減、睡眠の質改善を促せます。

 頭は後頭部をおすすめしますが、ほかのところでも〇

肝臓

右側のあばら骨を感じるあたり。

もっと手のひらの力を使うには

★効能ツボ

手のひらができることは、優しくあてるだけではなく、エネルギーポイントを刺激することもできますね。

頭竅陰(あたまのきょういん)

耳の裏側の真ん中で骨の上にあるくぼみ。下の画像の赤点。平衡感覚を取り戻すのを助けます。

めまいが起こっている最中に刺激する時は、横になり目を閉じて、ゆっくり呼吸をしながら中指で左右同時に10秒×3回くらい押してみてください。

翳風(えいふう)

耳たぶの後ろのくぼみ。下の画像の青点。氣の流れ、血流改善を助けます。首肩凝り、顔のむくみにも効果的です。

神経が集まっているところですのであまり強く押しすぎず、左右両方を中指でグルグルとほぐすように刺激してみてください。

ぜひお役立てくださいね。

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