お客様から、自律神経というワードを耳にする機会は、結構多いなと思います。
そもそも自律神経とは
呼吸や血流、体温調節、消化吸収など、重要な生命活動のバランスを、
24時間体制でコントロールしている神経のこと。
交感神経と副交感神経があり
ざっくりいうと
交感神経は、体を活動モードにする神経で
副交感神経は体を休息モードにする神経です。
そして、
これらの神経の働きは、自分の意識ではコントロール出来ず、
体内時計の生活リズムや体が感じ取った外界の変化、体内環境の状態により
自動的に(無意識に)コントロールされています。
つまり生活習慣が乱れたり、ストレスが多い生活だと、自律神経が体内環境を整えるために、
忙しく働かなければならず、乱れがちになります。
自律神経は、全身に関わる様々な機能を調節しているので、
動悸、息切れ、めまい、疲労感や頭痛、イライラ、不安感などの様々な症状が現れます。
(特に現代人は緊張気味。交感神経ばかりが働きすぎる傾向があります)
手当てで、体が必要としているエネルギーを流すことで、
自律神経が本来のバランスを取り戻すことを助けられますが、
生活習慣としては、
1.朝日を浴びる(体内時計のリセット)
2.有酸素運動をする(巡りをよくする)
3.ストレッチ (特に首や背骨付近を柔らかく)
4.毎日湯舟に浸かる(夜はリラックス)
5.気が付いた時に深呼吸する(浅い呼吸を深く)
を心掛けましょう。
では、
手当てにお勧めの場所をご紹介しますね。
★手当てする
自律神経の司令塔は脳です。そのため、頭は外せません。
脳への血流促進に、首もいいですね。
その他、自律神経が走っている背骨、そして副交感神経と関連の深い腸(お臍あたり)
に手当てするとよいでしょう。
エネルギーが通りやすいように力を抜いた手のひらを、優しく体に当てるだけです。
1、頭
おすすめは側頭部。(そのほか頭のどこでも、当てたいところにあててOK )
2、首
苦しくないように、優しく包み込みます。
肘をつくと、腕が疲れにくいですね。
3、背骨
自分に手当てする時は、
片手ずつ、首の付け根と仙骨に。
人に当てる時はこんな感じに
両手の間が空いていいので、少し押し当てるようにします。
全身がぽかぽかしてきますよ。
4、お臍あたり
お腹まわりも、自律神経を整えるにはとても大切。
お臍はエネルギーが入りやすいです。便通や腸内環境の改善にもいいですね。
★効能ツボ
爪の横に全身状態の改善に、効果的なツボ(井穴)が並んでいます。
横からギューッと3秒くらいつまんで押します。
両手の指全部、気づいた時にやって見ましょう。
こんな感じで刺激します。
ぜひお役立てくださいね。