日常生活の中で、うっかりやってしまうことも多いやけど。
重いやけどの場合は、命にかかわる危険もあることから、
広い範囲をやけどしてしまったり、やけどしたのに、赤くなく白くなり痛くもないような場合、すぐに受診したほうがいいでしょう。
また、小さな子どもやご高齢の方が熱いものを飲み込んで、痛みが続くような場合も受診をしましょう。
そこまでではない場合は、冷やす以外に手当てかなり回復を手助けできます。
受診するときも、受診前に家庭できることがありますので、ご紹介します。
まず、やけどしてしまったら、切り傷・打撲の手当てと同じく、出来る限りすぐ、1分以内に手当てを開始してください。
体がダメージを受ける前の状態をまだ覚えているのと、やけどのダメージが広がる前に行えると、回復度合いがかなり変わってきます。
★手のひらのエネルギーで手当てする
とにかく、やけどをした部分に手当てをします。
範囲が広い場合は両手、それでも覆い切れない場合は、ダメージの信号が強い箇所を優先的にしつつ、
手を当てる場所を数分~数十分おきに少しずつずらして手当てしていきます。
直接触れられない場合は、清潔なガーゼで覆って軽く触れるか、
手をかざし気味にします。
<私のやけどの手当て 体験談>
私は料理をしている時、割とよくやけどをしてしまうのですが、
ある日の夕飯の支度中、
お皿を探しながらお鍋の蓋をしめようとしたとき、 お鍋の縁に手首をつけてしまいました。
あちっ、と思って見てみると
ちょっと赤くなっていて、やってしまった、と思いつつそんな痛くないし、この時は子どもたちにも急かされていたので、手当てしないでそのままにしていました。
食事を並べ、いただきまーす、と一息ついたとき、、
あら?ヒリヒリしてきました。
見てみると、、
思ったより腫れていました・・・。
やけど直後に開始すればよかったと思いつつ、そこから、箇所が小さいので手のひらでなく指先を当て、エネルギーを流し始めました。
やけどの場合、冷やすのが常識ですが、私は手当てできる場合はあまり冷やしたことはありません。
痛みは2~3分でなくなり、計20分くらい、食べたりもしつつゆるく手当てをして、
このくらい。
もう一息かなと、食べ終わったあと食休みがてら更に15分くらい。
(指でやっていますが、手のひらでおおってもよいです。)
もう痛くもないので、後は自然にまかせました。
やけどの手当はいろいろ方法がありますよね。
アロマならラベンダーなど。
手当てと併用すると、なお良いと思います。
また、冷やさないの?とよくご質問いただきますが、手当てしていると割と痛みは早く引くので、軽い場合は冷やさなくてもよいと私は思います。
どうしても痛い時は冷やし、また程度によっては受診もしてください。
もちろん、受診までの間に手当てをしっかりしておけば、経過がよくなることにつながります。