眠れなくなるのは、生活スタイルとして
不規則な生活とか、ストレスが多いとか、
運動不足とか、いろいろ原因あるとは思いますが
結局のところ、
活動モードと、お休みモード
が
うまく切り替わらないためです。
体の仕組み的に言えば、
体には自律神経という神経があり
呼吸や血流や消化吸収など重要な生命活動を
コントロールしています。
そしてこれは、腕を動かす!とかとは違い、
自分の意思でコントロールできるものではありません。
生命維持をするために、
刺激をうけて神経が自動的に働くんです。
(刺激とは、外の気温、食べる、動く、
などなど外界と私たちの活動によっておこる刺激)
そして自律神経には、
交感神経と副交感神経があり
交感神経は、
主に日中活動時によく働く神経で、(活動モード)
副交感神経は
主に夕方から夜の休息時によく働きます。(お休みモード)
人間が 太古の昔から営んできた、
明るいうちに活動し、
暗くなってきたら休むというリズムが、
体の仕組みにもしっかり刻まれているんです。
眠る時には、副交感神経がよく働くはずですが、
それが、年がら年中交感神経が働きすぎて、
活動モードから抜け出せない状態になっていると
なかなか眠れなかったり、
眠れてもぐっすり眠れない、ということになります。
そのバランスを取り戻すことをすればいいですね。
ぼーっと手当てしてると、
副交感神経がよーく働いてきますから、
大いに助けになりますし、
加えて、日々の活動パターンを変えることが重要です。
★生活習慣の改善
・朝日を浴びる(体内時計リセット)

・歩く!運動!
体が物理的に疲れると、勝手に眠くなります。
私も朝よく歩きます。気持ちいいですよ。

・夜は湯舟につかり、リラックス
30分つかっていられるくらいの、気持ちよく入れる温度のお湯に入りましょう。
熱いお風呂は交感神経を刺激してしまいます。
タイミングは眠る2~1時間前に入れるといいですね。
・寝るせめて30分前には、PC、スマホ、テレビをやめる
ブルーライトは交感神経を刺激して、眠りにくくしてしまいます。
情報も遮断して、眠る体勢を整えましょう
★手のひらのエネルギーで手当てする
さて、
ではどこに手当てするかですが
この場合は、横になった状態で、手を当てて、
そのまま寝てしまえばいいと思うんです。
なので、
いつにも増して手や腕が痛くならないようにしてください。
何ヶ所か紹介しますので、今日はここ、と決めて
やってみてもいいですね。
頭

(写真はねてないけど、寝た状態と思ってみてね)
基本は生え際あたりがいいかなと思います。
ここは思考や判断や社会性など人間の高次機能を
つかさどる前頭葉がありますので、
頭使い過ぎの方にはおすすめ。
次第にぼーっと何も考えられなく(笑)なってきます。
側頭部もいいと思います。

ここは緊張して
無意識に歯を食いしばっていたり、肩や首が凝っている人におすすめです。
胸

悩み、不安、感情的に辛いことがある場合におすすめ。安心感が生まれてきます。
みぞおち

ここも感情的に辛い、心配事がある、
または人に神経を使いすぎて疲れるようなときに
おすすめです。
肝臓

体右側、アンダーバスト下、肋骨が触れるところ。
肝臓は自律神経コントロールにも関係があります。
肝臓といえばお酒、と思うかもしれませんが、
アルコール分解以外にも、解毒、
エネルギーの代謝と貯蔵、血液の貯蔵、
水分や体温調節、ホルモン成分の生成
などなど、500以上の働きを担っています。
東洋医学的にも肝は、感情のコントロールや
自律神経の調整をつかさどっています。
やってみるとわかりますが、
肝臓に手当てしていくと、
全身に血流が回っていく、
こわばった身体が緩んでいくなど、感じられると思います。
お酒飲んでいなくても、
薬やサプリ、油ものをとっていたり、
ストレスがかかる仕事をしていたりする方は、
ぜひとも肝臓を労わってください。
★眠りに効く効能穴(ツボ)
心を落ち着け、副交感神経が良く働くようになるのに
役立つ手のツボをご紹介します。
左右に同じくあります。
労宮
手を握って中指があたるところ

神門
小指側、手首の横しわの上

内関
手首の横しわから指3本上の、腕中央の筋真ん中

どれも反対側の親指で10秒×3回くらい押してみてください。
片手側だけでもいいですが、両手やるとよりよいですね。
息をすって、吐くときにぐーっと押すのも
おすすめです。心が落ち着いてきますよ。
体の状態を感じ取り根本から整える 手のひらの癒やし(ヒーリング施術)
