誰しも好きでイライラしたり、不安になるわけではないですよね。

「イライラしてはダメだ」
「不安を他のことをして紛らわそう、忘れよう」

そう思って頑張っても、かえってイライラや不安にフォーカスしてしまい、その感情を強めてしまいます。

イライラしたり、不安になったりした時は、まずはそのまま、受け止めましょう。

受け入れなくてもいいです。受け止めるだけ。

「あ、私は今イライラしてる」
「私はとても不安を感じている」

と事実をそのまま受け止めるだけ。

いい、悪いの判断は全くいりません。だって、いいも悪いもないんですもの。

ただ今現在、そういう状態だっていうだけです。

そうしていると、少しずつ自然に忘れていたり、冷静になってきたりします。

また、こういった揺れ動きは、季節的なものが関係している場合もありますね。

特に春は、風が強く、1日の気温差が大きい、そして気圧の上下も起こりやすいため

体が環境に対応するのが大変で、

自律神経の乱れにより、心身に不調が起こりやすい時期でもあります。

更に、卒業、進学、就職、昇進、引っ越しなどなど、社会生活の面でも環境変化の波があり心がざわつきやすくなる人もいるかもしれません。

そんな時は、最初にお話した、まず受け止めてみることに加え、

・いつもの7割くらいの仕事にしておく

・運動する、歩く、歌う、手作業するなど、

 没頭できることをやって頭を休める

・睡眠時間は極力削らない

 (睡眠は精神状態に多大な影響があるので)

・スマホは夜寝る前は使わない。

(神経を高ぶらせ、眠りにくくなります)

・できるだけ外にでる

 (季節を感じる、お花を見る、草木をみる、それだけで落ち着いてきます)

そんなことも心掛けて過ごしてみてください。

もし

そうはいっても忙しいんだよなー

バランスを崩してしまったな、

どうしても心が落ち着かないな

と思ったら

以下ご紹介する手当てをしてみてくださいね。

★手当てする

心や感情面をケアしたいときに手を当てる場所は、

基本的には頭と胸、あとは肩まわりです。

心が苦しかったり、落ち着かない時に

思わず胸に手を当てたり

両肩を自分で抱きしめたりしていませんか。

自然に手を当てているところですね。

人間は本能的に自分の癒やし方を知っています。

講習を受けた方は、

手のひらに感じる体からの信号(ヒビキ)をたよりに場所を微調整するといいでしょう。

 短くても1回15分くらいは手をじんわり、当てましょう。

当てる場所は自由ですが、例をあげておきます。

頭頂のあたり(神経過敏になっている方など)

額のあたり(いつもなんか考えちゃう方)

側頭部

(イライラで思わず歯を食いしばっちゃう方は筋肉をほぐす意味でも)

次に

自然と呼吸が浅い、動機が速いことも自覚でき、冷静になるにもここに当てるといいですね。

肩回り

首に近いところか

肩先、自分を抱きしめるように。

手のひらで更に癒やすには

★効能ツボ

心を落ち着けることに効果があるといわれるツボをご紹介します。

自分が押して気持ちいいと思うところを

1回10秒×3回くらい、

いた気持ちいい程度の強さで、気づいた都度刺激してみてください。

1、百会(ひゃくえ)

両耳の一番高いところから上がって頭頂でぶつかったところ。押すと他のところより少し柔らかく感じるところです。

頭痛、肩こり、目の疲れ、鼻づまりにも〇。

2、壇中(だんちゅう)

左右の乳頭を結んだ中心点。

骨の上なので、優しく、中指で体に向かって押していきましょう。胸苦しさや動悸にも〇。

3、神門(神門)

手首の横しわ上。親指側から指を滑らせかたい健で指が止まったところのくぼみ。

不眠にも〇

4、郄門(げきもん)

腕内側、手首と肘の横しわの真ん中を線で結んだ中心から少し手首側に寄ったあたり。

押すとジーンと響く感じがあるところ。

心臓発作の特効ツボともいわれます。

自分の体にすでに備わる、回復機能をよく働かせて、穏やかに過ごしましょう。

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