骨が折れることは、怪我としては体への負担がとても大きいですが、
治癒の過程としては、小さな怪我同様、
体内の免疫細胞の働きや細胞が持つ自己再生機能によって治っていきます。
手術したり、固定したりはするけれど、
折れた骨がつながっていくのは
体がもつ再生力、自己治癒力のおかげです。
修復再生にはとてもたくさんのエネルギーが必要。
食べ物からもエネルギーを作り出せるけど、
患部の細胞が使えるまでには、消化とか、いろんな過程が必要だし
食べた分全部のエネルギーが、患部に回ってくるわけではないですよね。
手のひらは、エネルギーの入出力器官なので
手を当てて、そこに回復のエネルギーを直接注いであげることができます。
手のひらから患部に送られるエネルギーは、
その体がもつ治癒力を後押しするもの。
だから回復が速まっていきます。
ただし、骨折の場合に注意が必要なのは、
すぐ手を当てないで、
ちゃんと骨接ぎの処置を医療機関でしてもらってから、手当てしてください。
でないと、骨が折れて歪んだまま、くっつきはじめてしまいます。
そこだけ注意です。