経絡整体は、東洋医学の考え方を取り入れた手技療法です。

東洋医学では、人間の自然界は一体であるととらえ、人間、動物、植物、鉱物、水など、すべてのものはお互いに影響しあい、その一部が変化すると、全体に影響するという考え方をもっています。

経絡整体は、東洋医学で人間の体の中にめぐっていると考えられている「気血水」の流れをよくし、本来の健康な状態に戻していくことを目的にしています。

「気」は生命活動をのエネルギー、「血」はいわゆる血液、「水」はリンパ液や汗といった血液以外の体液を意さします。この「気血水」が、体内を滑らかに巡っている状況を、東洋医学では健康な状態であると考えます。

その「気血」が流れる通り道を、経絡(けいらく)と呼び、体に12本あるとされていて、皮膚や筋肉、体内の臓腑をつないでいます。

その上に、様々な効能がある多くのツボが配置され、ツボを刺激することで氣血の流れが良くなり、

筋肉がほぐれて凝りや痛みの軽減になるだけでなく、臓腑の働きが回復し、全身の自然治癒力が活性化され、健康な状態に整っていきます。

体を刺激する強さは、気持ちよく受けていただける強さに調節します。